カテゴリー「イタリア語 L'italiano」の7件の記事

2009年4月18日 (土)

2009年3月のイタリア語検定結果

今日、この3月8日に受けたイタリア語検定3級の結果が届きました。

ふふふ、合格です!

      リスニング(28) 筆記(38) 作文(20) 合計(86)
私の得点     25      33     16     74
合格基準点   18     24      12     60
平均点      23.1   27.1    10.2   60.4

自分でも心の隅では合格はすると思ってはいましたが、やはりテストというのはどこかに不安が残っていて、いやなものです。

勉強した本は、「イタリア語検定3級突破」、と友人から教わった「イタリア語 聴き取りトレーニング」。Rさん、どうもありがとう!とても役に立ちましたよ、この本。

でも、こうやって、86パーセントが取れているのをみると、ちゃんと3級レベルの知識は確実についているんだな、と安心できます。

イタリア語を習い始めて1年後、5級と4級を同時に受け、両方とも合格したのが2006年11月。

それから3級の合格は2年半後となりましたが、その間には、手術入院2回、リハビリなどを経験し、1年ほどは全然勉強していませんでした。

再開したときは、クラスのレベルを下げて、同じ箇所をするという状態からでしたので、少々焦りましたが、まあ、今となっては全て良しですね。

今回(2009年3月第28回)の検定結果

  級       3級    4級    5級
申込者数    716   619    463
受験者数    631   538    385
合格者数    169   333    283
合格率     26.8  61.9   73.5

前回の検定結果(といっても2006年11月分ですが)と比べて気になったのは、4級と5級の合格率の高さ。2006年秋は、4級は37%、5級は53.3%です。

ただでさえ数少ないイタリア語学習者に、長く勉強し続けてもらいたいという期待を込めて、合格率を上げたのでしょうか・・・?

2級受験は、考えていません。かなり難しいといわれていますし、合計点は80%取れなければいけないのだそうです。2006年の結果を見てみると、526名の受験者に対し、1次合格者はたったの63名!今の私には、考えられません。

今通っているクラスでは、接続法過去の用法をどんどん勉強しているところです。周りのかたがたは、ほんとうに真面目に励んでいます。一方、1年半の中断で失われたフランス語力を戻そうと、フランス語を再開した私は、くじけそうです。

イタリア語が簡単な間は、どうにか両立ができたのですが、イタリア語まで難しくなっていては、とても太刀打ちできません。どうしよう・・・。焦らずに、のんびりと続けられたらいいのですが・・・

  090214saule

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2007年1月10日 (水)

続・複雑なイタリア語 L'italiano è una lingua complicata

先日の疑問について、先生の説明と文法書により、ようやく分かりました。もう、びっくりです。

フランス語の文法用語をイタリア語に当てはめてはいけないし、また、フランス語の文法そのものをイタリア語に当てはめてもいけないことがよ~くわかりました。

”イタリア語は、フランス語とは別の言語だから”という、私より前にイタリア語を始めた友人の言葉が、今身にしみて分かってきました。イタリア語は、イタリア語として理解していかなければならないようです。次の説明は、「現代イタリア文法」白水社よりの抜粋です。

P 188 非人称動詞と非人称構文

◆ 非人称動詞(こういう概念はフランス語にはない)とは、三人称単数だけに使用される動詞のことで、主語は持たない。英語の it やフランス語の il のような形式主語も持たない。

例えば、piovere(雨が降る) は、io piovo, tu piovi などはなく(当たり前だけど)、三人称単数のpioveのみ存在する。 そのほかに nevicare(雪が降る), annottare(夜になる), albeggiare(夜が明ける), tuonare(雷が鳴る) など。

◆ 非人称構文とは、英語の It is + 形容詞 + to(that)・・・、フランス語の Il est + 形容詞 + de (que)・・・の構文に相当する。つまり、意味上の主語が、動詞の不定詞現在、または名詞節であるような文のことである。

イタリア語の場合は、itil のような形式主語もなく、不定詞動詞の前に前置詞もつけない。《 essere の三人称単数 + 形容詞 + 動詞の不定形現在(または、che+節)》 の形をとる。

この形でよく用いられる形容詞は、facile「易しい」, difficile「難しい」, necessario「必要な」, possibile「可能な」 など。例えば、

 È necessario partire subito.  「すぐ出発する必要があります。」

 Non è facile impadronirsi di una lingua straniera. 「1つの外国語をマスターするのは容易ではない。」

◆ 一般の《人》全体に付いて述べる形を動詞の非人称形forma impersonale)といい、主語には、補語人称代名詞非強勢形 si (これが、英語のone フランス語のonに当たる)を用いる。この si は漠然と「人」一般を表し、非人称のsi (si impersonale)と呼ぶ。規則は次の通り。

 ① si は三人称単数動詞の能動態とともに用いる。

 ② 再帰動詞と共に使用する場合は、sici に置き換える

    Ci si alza e ci si lava la faccia la mattina. 「人は朝起きて顔を洗う。」

 ③ 形容詞を使用する場合は、「人」一般が複数の意味を持つので、意味上の一致をして男性複数形を用いる。

    Si  è stanchi. 「人は疲れている。」

    Si  è tristi quando si è soli. 「人は独りの時は寂しい。」

 ④ 他動詞は、直接目的語を持たない。直接目的語を持つと、《si+3人称能動態》形の受動態になる。自動詞の場合は、《前置詞+名詞》形の補語をとってもかまわない。

    In questo ristorante si mangia bene. 「このレストランでは美味しいものが食べられる。」

    Con loro si parla sempre di politica. 「彼らとはいつも政治の話になる。」

 ⑤ 他動詞で人称代名詞直接補語非強勢形(lo, la ,li, le など)を持つと、受動態の扱いを受けるが、人称代名詞間接補語非強勢形(mi, ti, gli,le, ci, vi )を持つことはできる。(Cojico記:直接目的語を持つか 間接目的語を持つかによって、文が変わってしまう。初心者にとっては非常に分かりにくいと思う。)

    Mi si parla. 「人は私に話かける。」

        Gli si obbedisce. 「人は彼に服従する。」

代名詞 ne と共に用いる場合は、si の前に置かれ、sise の形に変える。(Cojico記:またしても、siが変わる。こんなことあって良いのだろうか?)

     Se(本来は Si ) ne parla. 「人はそれに付いて話す」

   - * - * - * - * -         

◆ 《 si + 能動態他動詞 》 形受動態 P197

主語が3人称単数、複数の場合に限って、能動態動詞が、《受身の si 》( si passivante)と呼ばれる人称代名詞の助けを借りて、受動態を作るものである。この形においては、主語が後に置かれる場合が多い。

     In Italia si mangia molta pasta. 「イタリアでは、沢山のパスタが食べられる。」

       In Italia si mangiano molti spaghetti. 上と同じ意味、但し、複数形で表している。

   Questo libro si legge volentieri da tutti. 「この本は、皆に喜んで読まれている。」

   - * - * - * - * -   

恐るべきイタリア語!!!「人」一般の概念が複数だから、Si è stanchi. と動詞が3人称単数形なのに、”形容詞は複数形になる”(フランス語では、主語が誰だか分かっていて複数の場合、それをOnに置き換えたときだけはこれと同じ形になるけれど、それ以外の場合は考えられない)、とか、「人」一般を表す語を、再帰動詞の3人称単数の代名詞Siと同じ形にしたために、”siがciに変わる”とか、”能動態他動詞がSiを持つと受動態になってしまう”とか、むずかしいことばかり起こるのです。

si passivante の形をよくみると、再帰動詞と同じ形なのだから、”「受身のsi」の助けを借りて”などと、文法上の分類しなくてもいいのではないか、と思うのですが・・・。

フランス語にも同じ言い方があり、それは、単なる再帰動詞の一環の中に存在します。例えば、

    Ce roman se vend bien à Paris.  「パリではこの小説がよく売れている」

もし、フランス語でも、この「se」を「人」一般の変わりとして用いれば、イタリア語と同じような混乱が生まれたでしょう。「on」という別の単語を用いたことで、すべてがすっきりしているのです。

難しい書き方をしてしまいましたが、イタリア語を勉強する人は、知らなくてはいけない事柄で、多くのイタリア語を勉強している人は、すでに知っている内容!ああ・・・大変!

今回の疑問から学んだことは、”フランス語の文法と比べるのはやめよう!”という単純で基本的なことでした。

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2007年1月 5日 (金)

複雑なイタリア語 L'italiano è una lingua complicata

フランス語とイタリア語の間で、文法の言葉の定義が異なっていると、ほんと、戸惑ってしまう。また、イタリア語の変な細かな規則にも驚かされる。

まず、文法用語の定義の違いから。

イタリア語では、「非人称 impersonale 」というのが、一般に「人は」、とか「人間は」という意にあたるようだ。人間が動作の主体なのだから、「非人称」という言葉を使うのはおかしいと思うのだが・・・。非人称の主語の方は、si (再帰代名詞の三人称単数形と同じ)である。

フランス語で当てはめてみると、一般に「人は」とか「人間は」という言うときは、「On」を使うのだが、On は「非人称」とは呼ばず、「不定代名詞」と言う。フランス語での「非人称」は、Il fait beau.(良い天気です) Il est chaut.(暑いです) の Il ように、ほんとに主語が無い場合に使われる。

イタリア語で天気を言う場合は、主語がない、つまり主語を用いないのだ。Fa bel tempo. (天気は良いです) Fa caldo.(暑いです) のように。

要約すると、イタリア語でいう「非人称の主語は Si」で、フランス語での On にあたり、フランス語の「非人称の主語 Il」 は、イタリア語では、『無い』ことになる。 

ややこしい・・・さて、今回驚いたイタリア語の文法は、次の通り。

「非人称構文で、動詞が再帰動詞のときの場合、つまり、 Si si + verbo  のように si が重なる場合、si ci に変わる。」というもの。

「結婚式に行くときは、みんな優雅な服装をする。」という文の場合

- Ci(本来はsi) si veste eleganti quando si va a matrimoni. (教科書に記載されている)

なんということ!主語が変化してしまうのだ!非人称構文の主語が再帰代名詞と同じだからややこしくなる。

(フランス語の場合は、主語は on なので、こんなことは起こり得ない。 On s'habille elegamment quand on va à la noce.)

おまけに、教科書に載っているこの文章、おかしいと思う。vestire の再帰動詞(vestirsi)を使うと、それ自体で自動詞のようになるので、動詞を形容するのは副詞のはず(私の書いたフランス語の例のように)。ところが、この例では、形容詞(eleganti)が動詞( vestirsi )の後に来ている。どうして?

イタリア語の辞書の例をみると、vestirsi bene ようにやはり副詞が来ているのに・・・
(後に先生に伺ったところ、”どちらも同じ”という事でした。どちらでもいいそうです。フランス語の場合は必ず副詞。)

おまけに、主語も動詞も単数形なのに、形容詞は複数形?!概念しては、「我々人間は」という意味なので、複数なのは理解できるが、文の形としては、単数形のはず。お、おかしい・・・先生に聞かなければならない。

たった一つの S+V +C という短い文章なのに、疑問が沢山でてくる。イタリア語は全く複雑! 分からないことばかり!

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2006年11月15日 (水)

イタリア語検定試験結果

昨日、イタリア語検定試験の結果が届いた。

うっふっふ・・・4級も5級も合格!特に5級は、私の得点が最高点だった。4級もまあ、良いところで合格している。これもフランス語のおかげかな。

それにしても、合格率を見てびっくりした。次のような結果になっている。

1

2

3

4

5

申込者数

143

577

849

788

468

受験者数

128

526

743

691

394

1次合格者数

7

63

2次合格者数

未定

未定

合格者数

未定

未定

159

256

210

合格率

未定

未定

21.4%

37%

53.3%

3級になると21.4%と、とたんに合格率が下がり、2級に至っては1次合格者で11.9%、1級は5.5%。ということは、2次合格者はさらに下がることになる。きびしいなあ・・・

まあ、イタリア語は3級の合格で満足しようと思っているので、来年の10月にでもチャレンジしてみようかな。

しかし、語学学校のコース予定では、中上級が終わるまで、あと2年かかることになっている。つまり、フランス語との2足のわらじ状態が、あと2年は続くことになるわけで・・・

もうそろそろ、予習復習に追われる月日から解放されたいと思っているのですが、そうもいかないようです。気を楽に持って、のんびりと進めるしかないですね。

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2006年10月 1日 (日)

イタリア語検定

イタリア語を始めて1年と2ヶ月。今日、初めてイタリア語検定の5級と4級を受けてきました。

午前が4級80分(内リスニング30分)、午後、5級80分(内リスニング25分)。久しぶりに集中したので、どっと疲れ、帰宅後、ソファーでこてんと寝てしまいました。

5級は大丈夫だけれど、4級に対しては、やはり1年ちょっとでは、やはり無理かもしれない。いえ、いつもすべての正解を求めているから無理と思っているだけなのかも・・・うーん、はやり、もし合格できれば、ラッキー!かな。勉強時間不足は痛感しました。耳がまだ慣れていない感じ。

試験勉強に関しては、一夜漬けとは行かないまでも、即興でたった2日ぐらいで「イタリア語検定4・5級突破」という本1冊をやり終えまして、あっ、これなら大丈夫、と高をくくって試験会場へ行ってしまい・・・問題をみて、”あれっ、ちょっと本の雰囲気と違うなあ”と焦りを感じた次第。

でも、経験しただけでも良かったかもれません。来年は、今回4級が駄目だったら、4級と3級をチャレンジしようかな。上のレベルのテストを受けると、何が必要かもわかるし、次に受ける時の気持ちが楽になること間違いなし。

フランス語の同じ4級や5級より、難しいような気がします。なぜなら、イタリア語文法の方が複雑かつ統一感がないので、こまめに記憶しなければいけないことが多いから。

フランス語は、機能的に同じものは、同一の法則に基づいて決められているのですが、イタリア語は、実際使われている習慣を規則にしたため、例外が非常に多いのです。先生も「これは覚えるしかないですね。」という言葉をよく口にしております。

習い初めの頃、イタリア語はなんて”庶民の言語”なのだろう!と、新鮮かつかなり強いインパクトを受けました。美しく論理的に完成されたフランス語と同じラテン語系言語なのに、こんなに違うとは・・・だからこそ、面白いのですが、やはりフランス語を読んでいるときは、”整っている言語だなあ”と感心してしまいます。

それにしても不思議なのは、フランス語は、1回の授業が3時間が基本単位なのに、イタリア語では1時間半という事。どうしてかな?フランス語と同時進行している私にとっては、ゆっくりするのもいいのかもしれませんが・・・。

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2006年9月 4日 (月)

終わった夏の講習

Chiesa1

やっと、今日夏のイタリア語講座が終わった。夏はなんとなく、だらーっとしたいのに、週2回、毎回作文の宿題があり、復習と予習、(そしてフランス語も加えて)、ほんとにきつかった・・・

作文の題はその度与えられたのだが、最後は自由だったので、話題を若冲の生涯にして、彼の絵まで添付して提出したら、なんと”MOLTO BENE”で帰ってきた。うふふ!

でも、来年の夏は、決してフランス語もイタリア語も取らないでおこう!そう決めた。

2週間後、また2つの言語の秋の講習が始まる。アルファベットから解放される暫しの休息を楽しもう。

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2006年7月10日 (月)

参った・・・ Je suis battue… Mi arrendo…

フランス語とイタリア語は異なる言語けれど、文法体系が似ているので、ついついフランス語の文法をイタリア語に当てはめてしまい、痛い目にあっている。それはあまりにも危険なこと。

最近イタリア語のクラスでショックを受けることが多くなってきた。このブログには、文法的なことは書かないつもりだったけれど、過去の間違いを忘れていることに気づき、その大事な点を覚えておくために、そしてこの衝撃を忘れない為にも書いてみたいと思った。

最近の驚いたこと。イタリア語の近過去(フランス語では複合過去)表現で、

・動詞の前にある目的語が代名詞の時

 イタリア語:  Li ho incontrati  (彼らと会った)
 フランス語:
 Je les ai rencontrés


  と、両方とも性数の一致をする。

・しかし、動詞の前にある目的語が普通の名詞の時

 イタリア語: le città che ho visitato  

  フランス語:    les villes que j’ai visitées 

と、”町”が女性形複数の場合、フラン;ス語では性数を一致させるけれど、イタリア語では一致させなくていいらしい。

 

他にもいままでに、いくつかの文法で驚いたことがあったのだけれど、悲しいかな忘れてしまった、残念!これから時々でもいいので、文法の違いがあったとき、書き残してみたいと思う。

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