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2014年7月 4日 (金)

コソボのビザンチン1 グラチャニツァ修道院

久しぶりに、ほんとに久しぶりに、記事を書くことにします。

ポーランドの話も続けたいとは思いつつ、先月、以前から興味のあったビザンチンの修道院をみるツアーに参加したもので、それを少し書いてみたいと思います。添乗員付きのグループで移動するツアーというのは、ほんとうに嫌なのですが、今回訪れた国はコソボとセルビアでして、とても個人では回れそうにないし、めったに出ないツアーということで参加してきました。内容はとても良かったです。

実は、国内のお寺廻りも積極的にしており、海外においては、スペインも含め他にもたくさん教会や修道院を回っているのですが、毎日のするべきことをしていると、この画面に向かう時間がなくなっているのです。何時の間に、時計がこんなに早く動くようになってしまったのでしょう?そして、いつの間に、一日の時間が短くなってしまったのでしょう??そして、いつの間に、私自身が疲れやすくなってしまったのでしょう・・・?

今日は、コソボの世界遺産の一つ、グラチャニツァ修道院。コソボの首都プリシュティナ近郊にある女子修道院です。(内部の写真は取れないので、外観のみとなります。)

まずは、表の塀から。遠くの赤い車の右あたりが入り口です。

Gracha7

ちょっと格好いい写真を撮ろうとしたら、バラにピントが合ってしまって(下方にあったバラをカットしました)、修道院がぼけてしまいました。片手で屈みもせずに撮ったもので・・・。

Graca2
左側が西側、つまり正面です。西側前半が後に付け加えられたナルテックスです。奥の身廊だけでは狭かったのかもしれません。このナルテックスにも身廊にも、フレスコ画が一面に描かれています。
Gracha1
これは、後ろ(東側)から。アプシスの後ろって、ふつう丸くなっているものですが、直線ですね。でも、バランスが良くてきれい。
Graca4

Graca3

西側のロマネスク教会とは全然異なる外観で、興奮しました。美しい!!塔の部分の煉瓦の重ね方、置き方が美しいです。

フランスにおけるゴシック様式の教会建築も終わりを告げようかという時期(14世紀初)、当時のセルビア王国のミルティン王によって建てられた修道院です。内部の壁一面に描かれたビザンチン様式のフレスコ画は、西洋諸国が求めた絵画様式とはまったく別の道を歩んでいました。様々なことを知る以前は、変だなあと思っていたビザンチンの絵画も、今では、西洋絵画の方が異様に美しく見せようとする意図があるように思えてグロテスクに感じ、むしろ、ビザンチンの絵画から人々の思いの素朴さを感じられるようになり、好きになってしまいました。(変な日本語、でも直さずにアップします。今苦しみながら友人たちと読んでいるルソーの文のように、思いを素直に書くと、このようになるのかしら。ちょっと面白いです。)

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